爆煙が晴れると、信じられない光景が目に飛び込んできた。
谷が、己のナグリを胸に突き立てていたのである。
「母さん!!何を…!!」
「私の中には黒の核と呼ばれる爆弾が埋め込まれているの」
「何だって?!」
「私は一足先に劇場を出て、遠く、空の彼方に飛んでいくわ…さよなら」
「母さん、行かないで!!」
「もうすぐ『バラシ』と呼ばれる世界の崩壊が始まるわ。あなたはこの世界の最後を見届けて、新たな世界へと旅立つのよ」
(バサバサバサッ)←飛び立った音
「母さあぁぁぁぁぁーーーん!!!!」
(ズドーン)←爆発音
その後、ダイの助は忽然と姿を消した。
築地の小劇場で彼を見たという噂もあるが、定かではない。
-完-
viasxrsqs5541 Eメール URL 2010年12月30日(木)21時16分 編集・削除
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