寺門君が客演で出演されていた舞台、smokers「神様のいる風景」を観劇しました。
劇場MOMOに足を踏み入れるのは初めてでした(ポケットに行くことはあったのですが)。
上手の階段を剥き身で使用しており(出入りはそこのみ)、舞台は上手奥から下手前への流れが美しい構成でした。
舞台に合わせ、上手奥から下手前へホワイトの照明が差し込み、客入れ時から舞台上にゆったりとした流れが生まれていたのがとても好印象でした(舞台空間に立体感があった分、役者による空間構成は惜しいと感じてしまいましたが)。
「癌の告知」というドラマツルギーの枷がきちんと機能しており(私的にはその設定のため芝居をシビアに観てしまいましたが)、同窓会の葉書で集まってきた登場人物たちのキャラクターも確立していたので、話に無理はなかったのですが、人間と人間の精神的な距離がリアルでなかったため、話が上手く進むことに若干の違和感を感じてしまいした。
階段は音消しせず、敢えて足音を聞かせていましたが、それにより人が上がってくる度にそっちに注意が行ってしまい、単調なリズムが生まれていたのは残念でした(ただし登場の演技はとても工夫されていました)。
象徴的なアイテムとして、煙草が使われていましたが、最も効果的だったのは、癌を告知された男が「落ち着かなくて」といって吸うところ。
これによって、病を嘆く男の姿がより切なく映りました。
「神様のいる風景」ということで、神様や既に亡くなった人間の話が出てきますが、それにより劇中の第三者の温かい目線を感じることが出来ました。
ただ観客が観るのではなく上手く巻き込まれていった気がします。
劇中の大人たちが日常へ帰っていく、非現実から現実への移り変わりと、ラストシーンから暗転を通してカーテンコールの更なる非現実から現実への移り変わりは観るものに何らかの言葉を残していったように思います。
とても素敵な舞台でした。
しかし、自分の年齢経験ではまだこの芝居を楽しみきれなかったようです。
今後のsmokersの活躍期待しています。
ちんねん 2007年03月28日(水)23時46分 編集・削除
あ、Mi○iではなく外に出てこられたのですね。おめでとうございます。
何かと騒がしくご不快な思いもなさって居るかもしれませんが、まずすみません。
人の敷地を荒す気はなく、ただの外出陣祝いです(苦笑)