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不可解。

いつもの駅で仕事に向かおうと電車を待っていると、目を奪われました。
好みの女性?
いやいや。
スカートをヒラヒラさせながら、歩いてくるんです。
やっぱり女性なんじゃない。
でも好みじゃなかったってこと?

いやいや違います。
男性でした。
なんなら髭も生やしていました。
靴は革靴でした。
リュックサック背負ってました。
ピンクね。
リボンも無理矢理付けてました。
ブルーね。
いろいろな人がいる町です。

わんぱく宣言「罰ゲーム?」

腕白。

腕が白い。
7月20日からの客演する舞台で、沖縄の離島に住む僕にとっては致命的である。
今、日焼けサロンに行こうか、塗ると色素が沈殿して色黒になるクリームを使うか、はたまたひたすら外で焼くかを思案中である。
外で焼く以外の2つは金が掛かる。
衣装や持ち道具でお金を掛けているからちょっと思案中。
外で焼けばと簡単には決められない。
何故ってお日様が都合よく出てきてくれるとは限らない。
次、クリーム。
これも微妙に抵抗あり。
即効性はあるが、それほど長続きはしないらしい。
公演期間中に塗り直すのも面倒。
次、日サロ。
これが一番確実。
でもかなり金が掛かる。
困った。
更に問題勃発。
腕が黒くなったら、腕白じゃないから、腕黒宣言?
ワンコク?ワングロ?ウデグロ?
焼くのは禁止なのか?

わんぱく宣言「とりあえずはてるてる坊主?」

呪文。

ひゃっくりが出る。
江戸っ子風に言うと、しゃっくりが出る。
百回連続で出ると死ぬと言われる恐怖の病。
いわゆる横隔膜の痙攣。
ワッと後ろから驚かされたり、唾を飲み込んだりするとピタリと止まるらしい。
コップの向こう側に口を付けて、水を飲むと止まるらしい。
しかし画期的な方法がある。
それは自分を驚かせてくれる人も、水もコップも必要ない。
最終奥義と言っても過言ではないその言葉は、誰でも知ってる簡単な三文字であった。

「ナスビ」

その三文字を呟くとひゃっくりは止まる。
少なくとも僕は2回止まった。
是非試して報告してください。

わんぱく宣言「呪文を知ってから2度しかひゃっくりが出ない。」

始めました。

いやなんとも間抜けな話ですね。3ヶ月も間が空いてしまいました。
まったく自分でも嫌になるくらい。
何度目だって感じです。
毎日更新とか力を最初に入れちゃうからいけないのかな。
あ、これ書こうってことは毎日転がってるのに、なんならストックしてるのに…。
後で書こうがいけないんだよね、絶対。
そんなことは分かってる。分かりきっている。
今書けないものが後で書けるわけがない。
でも格好つけちゃうんだろうね。
作家なんだからとか考えちゃう。
ま、言い訳なんだけどね。
よし!言い訳しない夏、2007!
適度に更新します。

わんぱく宣言「ミクシィ始めました」

浮かれる若者。

張り切って飲んできたのか、電車の中で大騒ぎな若者が一人。
彼の周りには女の子が5人。
張り切るのも分かる。
しかしお前の話しはつまらない。
そしてボリュームだけがデカイ。
いい迷惑。
…僕は思う。
その声を5分の1にした方がいいと。
そうすればそのくだらない自慢話もちょっとした武勇伝に変わるからと。
そうすればお前を見ながら、大きな口を開けて馬鹿笑いしている女が恋に落ちちゃう可能性も出てくるからと。
わんぱく宣言「君のことです。」

お久しぶりな奴。

郵便局に行った。
振込に行った。
6120円の振込に行った。
10120円持って行った。
4000円のお釣り。
郵便局員が4000円を差し出す。
お札が二枚。
ん?
2000円札!
お久しぶり〜。
たまに仕事でレジを打っていると、手にすることがある2000円札。
こうやって郵便局でお釣りとして手にした人が、買い物するときに使っちゃえって思うわけか。
なるほど!
1000札の夏目漱石も、5000円札の新戸部稲造もこうやってまだ流通しているのか?
が、3ヶ月に一回くらい、アイツがやって来る。
どのタイミングで差し出した人が使おうと思い至ったのかは謎である。
わんぱく宣言「そのわんぱく者の名は伊藤博文。」

通販番組。

何気なくテレビを見ていた。
僕は一緒に見ている人が「チャンネルを替えすぎ。」と軽く怒るほど、CMの度にTVのリモコンをいじる。
これは小さい時からの癖。
いじっていると目の前に見る予定ではない番組が当然映し出される。
たまに面白いのに当たることもある。
で、さっき。
例によってリモコンをいじっていると、5年くらい前に共演していた女優さんが画面いっぱいに映った。
これ事態は珍しくない。
ドラマや映画のワンシーン、CM、再現ドラマ、声の出演、などよくあることだ。
しかし彼女はそれとは違った。
ダイエット商品の通販番組。
とは言えMCではない。
体験者。
いわゆる使用前、使用後。
彼女は使用前確実に僕が知ってるより少しだけふくよかになられていて、使用後これまた確実にダイエットが成功していた。
しかもちょっと大きめのサイズが公表されちゃう。
全部見るのは悪いかなと思ったが、最後まで見てしまった。
わんぱく宣言「役者の仕事も色々あるもんだ。」

コカラーメン。

僕の大好きなフルスイング俳優の久堂秀明さんと、これまた大好きな無鉄砲俳優の辻崎智哉くんが出演する芝居を観に池袋に。
と、その前に公演の差し入れを買おう。
職場近くのプラ○タ○銀座に入る。
公演の差し入れでは色んな物を頂く。
だがあまり高価なものだと正直困る。
あ、これは僕があげる場合。
僕が貰う分にはいくらでもいい。
話が逸れた。
ただ、自分ではなかなか買わないが、欲しいなと思えるもの。
もしくは相手が好きなもの。好物。
ないしは笑えるもの。
で、僕はKOKAラーメンと言うのを買った。
シンガポール製。
カニ、カレー、ブラックペッパー、焼きそば。
自分では絶対に買わない。
麺類が嫌いな奴は僕が嫌い。
しかも笑える。
見事、三拍子揃った優れ物。
さらに二人ともこっちが心配になるほど、食生活が安定しない。
彼等は喜んでくれるかしら♪
わんぱく宣言「気になるお味は、また今度。」

桜。

いつ咲いたのか知らなかったんだけど、今年初めて桜を見た。
別に花見をしたわけじゃない。
荷物を取りに実家に帰った時に、近所の幼稚園に咲いていた。
バスから降りてすぐのところに、咲いていた。
結局、鍵を忘れて家に入れなかったんだけど桜を見れたから、よしとするか。
荷物は後回しになっちゃうけど今年初めての桜だったから、よしとするか。
僕は鍵を忘れたことを忘れようと、桜をぼんやりと見つめるのだった。
わんぱく宣言「往復3時間、2000円の花見ツアー。」

ジュリー。

言うまでもないが、沢田研二のことである。
まだ僕が小学生の頃、タイガース時代からジュリーの大ファンであった母の妹にこんな電話をした。
「今日、家にジュリーが来るんだ。」
「え!ほんと?」
もちろん嘘である。
「う、うん。」
おばさんのパワーに圧倒された子供の僕はそう答えるしかなかった。
「何時に来るの?」
何故(WHY)より前にいつ(WHEN)を聞かれた。
明らかに分かる嘘なのに完全に信じ込んでいる。
何故、一般家庭にジュリーが来るのかなんて疑問はないようだ。
「今からマァちゃんの家に行くね。引き留めといて。」
それは無理。だってジュリーは来ないから。
「もし忙しいって言われたら、サインだけでももらっといて。」
突き進む妄想。ジュリーは来ないから。
僕はこの容易く戻れない迷路に挑むべく、
「今日は何日?」
「なによ。4月1日でしょ?」
「だから。」
「…え?」
「…そういうこと。」
「え??」
永遠に終わらないかもしれない、一瞬の沈黙のあと、おばさんは深く溜め息をこぼすと、失笑したのだった。
わんぱく宣言「次の年も引っかかってくれた。」